|
標高1000メートルに建つ斑尾高原絵本美術館
絵本に囲まれて家族と2頭の愛犬黒ラブ&みつばちと暮らすカントリーな毎日。
我が家の前を悠然と歩くキツネや、親子でひょっこりと顔を出すタヌキやウサギ、季節ごとに飛び交う虫たちに、こちらが異邦人と感じるときもしばしば。。
山暮らの楽しみや、子供たち&ワンコとの穏やかな日々をつれづれなるままに書き記してみました。
31 March,2006(金)
スキー場もあと2日 |
大雪、豪雪なんてぼやいていた今年の冬もあっという間に4月の声。スキー場の営業もあと2日となり、子供たちのお尻をせっついてスキーに行かせました。もう出来なくなるかと思うともっと滑っておけばよかったなあ、と毎年同じことを思います。来年はもうちょっとゲレンデ行きたいな。
|
29 March,2006(水)
マニアックなお客様 |
パスコのコマーシャルに登場してから、「リサとガスパール」の知名度もぐんとアップ。数年前初めてこの絵本の原画展を開いたときには、子供たちの人気はかなりありましたが、大人の方の認知度はかなり低かったものです。今日いらしたお客様は、かなりマニアックな方。リサとガスパール以外はあまりはっきりと名前の登場するキャラクターはいないのですが、「ガスパールのペットでハムスターのマロンちゃんがお気に入り」とのこと。すごい!
ちなみにマロンちゃんは「リサとガスパールのマジックショー」という絵本に登場します。一度ご覧あれ!
|
28 March,2006(火)
春の雪、黄色い雪? |
ここしばらくの陽気に、雪解けが加速し、春も間近と期待したとたん、また寒波がやってきました。と同時に雪も。今朝外へ出て積もった雪を見てびっくり!「雪が黄色い…」。白いことは白いのですが、なんだかほんのり黄ばんだ感じ。コンデンスミルクのような色合い。
息子いわく「杉花粉じゃないのー」、一度は「そうかな」と納得しかけた私、「いや、この時期は黄砂だ!」と思いつきました。南風にのって飛んでくる春の兆し。やっぱり雪とはいえ春が近いことを実感した一日でした。
|
27 March,2006(月)
蜜ロウづくりは根気がいります |
春の声が聞かれるようになると、そろそろミツバチたちの活動準備に入ります。ハチたちはまだまだ雪の下に埋もれた巣箱で冬眠中ですが、雪が解けて活動が始まる前にこちらでそれなりの準備が必要なのです。そのひとつが蜜ロウづくり。ハチミツを取り出したあとの蜂の巣が蜜ロウなのですが、これを精製して固めるのが結構厄介。今日はお客様にお断りして、蜜ロウを溶かす作業をしました。七輪にお鍋をのせてその中でゆっくりとロウをとかします。館内にはほんのりとハチミツの香りが。なんだか、スローライフ…。
|
25 March,2006(土)
初めてのチョコムースケーキ |
お誕生日ケーキといえば、真っ赤なイチゴやカラフルなフルーツいっぱいのショートケーキと思うのは親のエゴだと知りました。毎年そんなケーキを用意していた私に娘が一言「今年はチョコムースケーキにして」。知る人ゾ知る地元飯山の有名店パティスリーヒラノさんに早速電話。チョコムースだけだと寂しいのでラズベリー入りのチョコムースにバニラムースのコンビにしましょう、とアドバイスいただきそれに決定。届いたケーキはイチゴが数粒のったシンプルなケーキ。見た目に娘はちょっとひるんだようでしたが、味は格別!来年も、と気の早いリクエストをもらいました。
|
24 March,2006(金)
立場逆転! |
「たまにはママにも読んで聞かせて」と今日の読み聞かせは子供たちにお願いしました。
大人になっても読んでもらうのは心地よいもの。子供たちの声にうっとりしながら、たぶん半分もいかないうちに、私、眠っちゃいました。
|
21 March,2006(火)
ママをひとりじめ |
今日は旅行に出かけたお姉ちゃん。息子はうらやましい半分、両親を独占できる嬉しさ半分の不思議な一日。寝る前に読んで欲しいと詰まれた絵本は山のよう。頑張って読み始めたものの、いつしか夢の中…
|
20 March,2006(月)
悲しい一日… |
朝から出産の兆候が現れたディアナ。朝ごはんもほとんど手をつけず、息遣いが徐々に荒くなってきました。「がんばれ!」子供たちも応援してくれます。ところが分娩が思うように進みません。やむを得ず獣医さんへ運びました。妊娠は2頭、お腹の中で大きく成長したパピーたちは、産道をうまく抜けられず、元気な産声を聞くことはかないませんでした。
おっぱいを飲んでくれる仔犬たちがいなくても母犬からはポタポタと母乳が垂れてきます。可愛そうなことをしました。でもディアナが元気でいてくれたことに感謝。一日も早く元気なディアナに戻ってくれることを祈るばかりです。
|
15 March,2006(水)
あてにしていたお豆腐 |
学校の畑で作った大豆をもとに今日は息子たちのクラスは農協でお豆腐作り体験でした。「お豆腐のお土産つきだから」とタッパー持参での登校。「今晩のおかずは冷奴と…」と大きく期待していた私でしたが、帰ってきた息子の持ってきた容器は空っぽ。「失敗したー」ですって。まあ、その場で子供たちの食べる分だけは成功したのだとか。予定より一品少ない夕食の献立でした。
|
14 March,2006(火)
ホワイトデー |
先月14日、一人前に本命チョコをもらってきた息子。今日はお返しを渡す日です。自分で用意するはずもなく、準備は私。お相手の女の子の名前が「リサ」ちゃんでしたので、ちょうど今原画展をやっている「リさとガスパール」からリサのキーホルダーを添えてプレゼント。直接本人に渡せない小心者の息子は、お姉ちゃんにお願い。無事本人には渡ったようです。一安心。
|
12 March,2006(日)
まさしく三寒四温 |
ここしばらくの暖かい陽気に火を入れることがなかった薪ストーブ。今日は久々の雪模様に再び赤々とした炎で館内を暖めてくれました。この冬は例年に無い大雪に12月から薪ストーブもフル回転、昨夏終わりから蓄えた薪がソコをつきそうな勢いでした。これからは別の意味で薪ストーブが重宝される時期。それは灰。冬中燃やしたストーブの灰は、これからの季節、農家の必需品!早く雪をとかすため畑や田んぼに撒くのです。白い雪の上に黒い灰、まさしく生活の知恵ですねえ。冬の間じっくりと休養し、栄養を蓄えた雪国の大地はこれから美味しいアスパラや菜の花を育ててくれるのです。ああ、楽しみ!
|
11 March,2006(土)
妊婦犬、歩くのも大変です |
出産を今月末に控えた我が家の愛犬ディアナ。今回は仔犬の数も少ないようで、いつもよりは身軽な妊娠生活ですが、この時期、緩んできた雪の上を歩くのが大変。予想もしない場所でズボッと足が埋まってしまうこともしばしば。林の奥の方でトイレを済ませるワンコたち、はまっても助けには行けないよ、気をつけて頂戴と願う私です。
|
10 March,2006(金)
カラスの巣 |
都会だけでなくこんな山奥にもカラスは元気に住んでいます。屋外に家庭ごみを出してさえおかなければ悪さもせず、山の中のゴミ清掃をしてくれる働き者。緑の季節には葉に隠れて見えないカラスの巣。今朝子供たちが発見しました。白樺のてっぺん近く、ヤドリギと似た大きな巣、これから子育ての季節、子ガラスの声がもうすぐ聞けそうです。
|
9 March,2006(木)
地割れ |
冬の間、積もった雪でできた台地が春になると徐々に緩んで、地割れをおこします。駐車場代わりにしていた美術館裏も、この陽気でいよいよ地割れてしてきました。雪の下では春に向けて樹々も目を覚まし始めているのかなあ、と思わせる春の兆しです。
|
8 March,2006(水)
ひらがなってむずかしい… |
夕べの読みきかせはアーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズの1冊、『ふたりはいつも』。おとぼけのがまくんの声色を工夫しながら読んであげます。それにしてもひらがなだけの文章ってむずかしい。「ぼくがまだ(僕が、まだ)」の文章を「僕、ガマだ」と読んで子供に大笑いされました。とほほ
|
6 March,2006(月)
愛犬ディアナ、妊娠順調です。 |
おなかの子供たちに催促されるのか、おなかが空いて仕方が無い様子のディアナ。ちょっと目を離すとキッチンへ入り込み、盗み食いをしてしまうので要注意。これからますます大きくなるおなかで大変だけど、かわいいパピーをしっかり育ててね。
|
5 March,2006(日)
鳥さん、入ってね |
良く晴れた日曜日、子供たちと鳥の巣をかけにいきました。美術館脇にそびえたつ大きなナナカマドのこずえにふたつ、裏の白樺にふたつ、以前にかけたものとあわせて6個の鳥の巣がかかりました。毎年、野鳥が子育てに利用してくれる、ちっちゃなアパートです。今年はどんな鳥がきてくれるかなあ。
|
4 March,2006(土)
一足お先に春 |
子供が学校の校庭から桜の枝を持ってきました。「折ってきちゃったの?」一応親としてはしかるべきところ。注意をしてから、「お花咲かせてあげようね」とコップにさしてあげました。暖かい部屋の中で、桜の枝は春が来たと勘違い、かわいらしいうすピンクの花びらを開いてくれました。まだまだスキーシーズンの斑尾ですが、わが家の中だけ小さな春が来ています。
|
3 March,2006(金)
「リサとガスパール絵本原画展」スタート!! |
今回の原画展はじめてのお客様は、山ノ内町(スキーで有名な志賀高原のおひざもと、湯田中って温泉地でも有名です)からの奥様。娘さんがリサとガスパールが大好きで、今日は下見ということで出かけてきてくださったとの事、ゆっくり見ていただきました。今度お子さんたちと来てくださるときには、黒ラブのディアナには仔犬たちが生まれていることでしょう。
|
|